てことで今回は漫画読破感想<SIDOOH-士道->です。

<ニッポンが“幕末”と呼ばれる少し前、動乱の世に放たれた二人の兄弟がいた。兄は雪村翔太郎:14歳、弟は雪村源太郎:10歳。たった二人で生きる決意を誓った幼き“侍”に、容赦なく降りかかる時代の混沌、修羅の世界。>
この作者の代表作はスカイハイでしょうか。
えーっと・・・すいません。見たこと無いです・・・。
そのときの絵はどんなものか分かりませんが、この漫画と作者の絵が絶妙にあっているのです。
なかなか見ること無い絵ですが(バカボンドに近いかも・・・)世界観と上手い具合にマッチしているので、ほとんど違和感がないのです。
そして、言葉では語らないさまざまな表情を描くのもまた上手い。
主人公達が、まだ世界を知らない未熟な子供なのに、自分達が飛び込んだ世界は死と隣り合わせ・・・。
何度も死に直面するため、その度の表情や間がリアルに伝わってきます。
そして、そこを行き抜き成長していく。
そこも楽しませてくれる要素ですね。
確立された深い世界観、さらに歴史に基づいているためリアルに感じすんなりと入り込めます。
自分なんかは、歴史に疎いので正直わけわからない部分も多いのですが、フィクション部分も十分魅力でありそれだけで惹きつけられる。
いくら疎くてもそれなりに聞いた事のある名が連なっているので、そのフィクションとの絡みも絶妙。
恐らく、歴史をよく知っている人はかなり楽しめるんじゃないですかね。
けど、逆にトンデモに感じてしまい謙遜してしまうかも・・・・。
フィクション面で楽しく感じた方が、漫画に出てくる辺りの歴史を学ぶと更なる楽しみが増えるかもしれませんね。
漫画を読んで、歴史の勉強。まるで夢のようですよ!!(ぇ
まだ刊行されている巻は少ないです。
その中に何度か盛り上がりどころがあり、飽きさせない展開になっています。
しかし、物語の核心にはほとんど触れていません。
それなのにこの面白さ。
今後の展開に十分期待してもいいのではないでしょうか!?
侍・刀・日本歴史・宗教・・・・
このワードでピンと来た方はどうぞ一読あれ。
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